CB750foreはホンダが当時トライアンフなどのライバルバイクに対抗しようとして輸出向けをターゲットとして設計されたホンダの始めての大排気量バイクです。シリーズとしてK0〜K7まであり、一部輸出用のモデルもあります。
シリーズの中では特に初期型のK0に人気があり、その中でも最初期のクランクケースなどが砂型で鋳造したモデルが希少価値が高いものとなっております。なぜ、砂型かというと、最初そんなに売れないと見込んで製造コストの安い砂型での鋳造だったのです。しかし、発表以来爆発的な人気となり急遽金型での鋳造となりました。それがK0モデルの金型といわれているモデルです。K0ではその後のK2以降とのモデルでの違いがあり、そのパーツがお宝パーツとなってこれまた希少価値の高いものとなっています。では、我がK0のパーツを紹介しましょう。

K01
CB750fore K0 です。1969年のモデルですが、なかなか新鮮でかっこいいです。 このモデルは金型の102XXXX番のフレーム、エンジンナンバーです
では、パーツを紹介しましょう。

K02
@カットフェンダーです。前後がスパット切られたフェンダーでK0ならではです。
A段つきフォークです。アウターフォークの付け根が段になっています。k0以降は滑らかなのです。
Bシルバーのキャリパー。キャリパーがシルバー色です。k0以降は黒です。

k03
CHM300のマフラーです。初期型は”無番”と言われ番号がついていないものがレアですが、HM300のマフラーもK0の特長です。すごくよい音します。

k04
D写真写りが悪いのですがヘソキーと呼ばれているメインキーです。へそのようでしょ

k05

E一本引きキャブレターです。機械的なシリンダーを上からひっぱって空けるタイプです。途中でジョイントされ1本になります。K0特有です。

k06

Fサードカバーです。K0だけが大きくエアーダクトもついています。
G同色エアクリーナー。エアクリナーBOXが車体色です。
H線なしタンクモール。ちょっと移ってますが。k0以降は黒いラインが入ってます

k07
Iメータです。220kmまであります。タコメーターは8,500からレッドです。
さまざまなものがありますが、一番希少は青ふりメーターなようです。


K08
J黒文字エンブレムです。K0以降は白文字エンブレムとなります。
また、タンクは19lの”しわタンク”というのが希少です。このタンクは17l。

 

K09
Kワンタッチタンクキャップです。K0以降はカギがつくようになりました。
K010
Lリア跳ね上がりシートです。k0以降はフラットなシートになります。
k011
Lデフューサーです。この丸にTがK0の特長です。

K0_12
M黒切スイッチです。 すみません色褪せて、白切スイッチになってます!

K0_13
N赤スポシートです。カチカチのスポンジで、さわるとぽろぽろと崩れます。
シートカバーが敗れたので、西松自動車さんで貼りかえしてもらいました。
その時にベースも黒く塗りなおしました。ピカピカです。
 


まだまだあるのですが、私のマシンについているのはこのくらいです。またチャンスがあれば紹介します。

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