さて、最近仲間になったCRM250AR。当初から足回りをカスタムしていて、ノーマルパーツも付属していましたが、そのノーマルパーツが超サビだらけ・・・!(なるほどカスタムは必然だったみたい)パーツはホイール、ブレーキ周り、ノーマルフォーク、ハンドルなど、腐食が激しく、利用不可能なものも。 しかし、これからちょっとずつ修復していきます。パーツは札幌にあって、札幌に戻った時に、食材と一緒にパーツを入れ郵送しました。まず、キャリパー、サポートなど分解してサビを落として、塗装しました。 東京では、酒をあおりながらサビを落とし、塗装しました。本体はともかく、ボルト類、ピン類は注文ですね。
林道を攻めるときは、組んだノーマルホイールとブレーキパーツに取り替えていきます。

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リヤホイールは、スポークが腐食で折れそうなので、全部取り替えですね。東京で早速レストアです。分解のついでにハブを磨いて、リムも磨きました。
ハブはちょっと遊びでメタリックレッドに塗装しちゃいました。乾いたら、スポークを張ります。
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さて、純正スポークの注文後、翌日に入荷の連絡。さすがHONDA!!10年前のパーツがすぐ手に入る。
ベアリングやカラー、シールなども当然入荷。
そこで、早速スポークを張りました。工具、設備は、すでに東京に持ってきていますのでOKです。
まず、ハブの片側にすべて張ります。ディスク側とスプロケ側では品番が違います(長さが、角度が違う)ので、間違えないようにします。床に置いてやる場合はディスク側からはればやりやすいでしょう。ニップルは、ほんとの仮止め程度にしておきます。スポーク位置は、3つおきにセットするようになります。またリムの向きには方向があるので注意します。表示部がスプロケ側になるようにします。回転矢印があればそれに従います。
つぎに、スプロケット側の外側のスポークから組みます。最後にスプロケ側内側を入れます。最後の1本が干渉しますけど、仮止めで少し動かせば大丈夫でしょう。

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さて、ここまでは20分くらいでできました。ここから、上下、左右のバランスを見ます。
以前(もう10年前)にやったときは、スイングアームをバイスで固定してやりましたが、今はアストロプロダクトで専用の台が販売しています。以前ふらついたり、倒れたり、外れたりで打撲したりで、苦い思い出があるので、今回は買い求め、いい環境(ビールを飲みながら・・)で行いました。また、ホンダ純正のニップルレンチは3/4のトルクレンチが入るようになっているので、トルク管理(すごく便利)がカンタンです。まずは、手で回らなくなるまでしめて、4N・mで均等に絞めます。ここで、ハブシャフト外側から、リムまでのディスタンスを図ります。17.5mm−20.5mmを確認します。普通にやればほぼその中に入るでしょう。
次に高さの触れを調整します。3本つつ1/4回転づつ緩めたり、強めたりで調整します。次に左右の触れを同じように調整します。最後に平均的にマス締めして終了です。走り出すと緩むので再調整が必要となりますが、少し強めの7N.mで終了です。うまくいきました!! 

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